中川タタミ店     nakagawatatami   本文へジャンプ



PROFESSIONAL 農家さん


農家さんの(故)山本さん、森田さん、早川さんを紹介します。





取扱い終了しました。

無農薬い草を育てて下さった山本一さんがお亡くなりになられました。

在庫の限り販売しておりましたが、2019年7月にて全て完売になりました。

これまでご愛好して下さった皆様ありがとうございました。


山本さんに感謝です。


いましばらく公開させて下さい。







農薬不使用い草を育てる山本一さん

農業に携わる事で一番重要なことは土壌の状態とおっしゃいます。
農薬を大量に使った田んぼは年々痩せこけていき良い作物が出来ない。
さらに虫の住めないような田畑は人間にも環境にも良い訳がないと。   
始めた頃は同業の人々に理解されず、辛い日々を過ごされたそうです。
 
山本さん






いやしの会

おもえば、苦しく長い道のりでした。
取り掛かった当初は、常識外れの栽培方法として、
世間からもなかなか理解されず、自分の信念を持ってしか頼るものがない状態でした。
それでも、自分たちの考えを信じ、勇気を持ってこの農法に挑んだのです。
そう、私たちに勇気を与えてくれた農法、それがこの「勇気=有機」農法です。
いやしの表」は、畳業界にたずさわる者として次世代に繋げるようなすばらしい畳表です。
自信を持って提供します。

山本さんのい草風景
2010.7中川タタミ店撮影 山本さんのいやし表になる草



刈り取り後の原草 中川タタミ店から

減農薬の頃から取り扱わせて頂いております。

当初はい草の栽培中に使用した農薬(または除草剤)の残留農薬試験の分析成績書が付いてきました。
【残留農薬検出せず】という結果の基、当店もお客様に提案してきました。  現在では他社(他国?)宣伝用にたまに耳にしますが、、、

その当時から無農薬栽培とも格闘し続け、ようやく畳表にできる長さのい草を育てることに成功したそうです。
当店が無農薬栽培畳表を使用し始めた2007年から素晴らしいことに、年々い草が良くなっております。
土が本来の土に再生されていくからだそうです。

なかなか説明が難しいですが、自然な状態というのがいちばん難解なことなのは確かですねー。






農林水産大臣賞受賞 早川猛さん

農林水産大臣賞

早川さんのお宅を訪問させて頂いてビックリ! 沢山の賞状が。 (内の1枚)

丁寧な織り込み、こだわりの畳の目もり上がり。
さすが職人技!
い草選別から製織後の仕上がりは抜群です。

い草に対するあふれんばかりの愛情が、見ている私にも伝わってきます。


2010 い草 作業場風景
2010年刈り取られたい草です。
今年の天候不良にも負けず、長くて実入りのいい作品でした。 
さすがです。



織機です。 早川さん。
丁寧に織り込まれる瞬間です。  右側の紳士が早川さんです。






百姓魂入り畳表 森田信義さん


百姓魂 畳表
森田さんの最大の特徴は熟成堆肥です。

森田さんいわく堆肥づくりは消費者だけのため、また商品付加価値をつけ高く販売するためではなく、家族や子供の後世のためにしているそうです。

百姓魂とは、、
祖父の言葉を基本に、森田さんが農業に取り組む。
農産物からでた い草くず、もみがらなどにも心が宿ると考え、無駄にすることなく堆肥の原料にしています。

他人の作った堆肥は安易には使用せず、我が家の隣で愛情を注ぎ毎日目の届く所でつくるそうです。
森田さんです。

『人間も土地も一緒人間も健康にならにゃいかん。土地も健康にならにゃいかん。』


百姓魂 イチゴ  べにほっぺ  甘ーい
百姓魂のモットー 

『土を良くするには堆肥しかない! 土をつくるのも堆肥しかない!』



ちなみに冬場はイチゴ(べにほっぺ)を作っています。
2009年、2010年の畳祭り(10月〜12月中旬)で抽選で20組のお客様に配りました。


おいしいですよ〜







みなさんとてもこだわりを持った方々です。

まだまだ一生懸命な農家さんは沢山みえます。

畳屋もこだわりをもって国産品を使います。






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